ジョンロブ ジョッパー2
愛用の靴のご紹介。ジョンロブのジョッパー2です。このモデルは今ではもう廃版となってしまい、後継のモデルが出ていると聞いています。
このジョッパー2の特徴としては、前作のジョッパーのモデルではなかったベルトループがついている点と、甲の革が1枚革ではないという点かと思います。
昔からジョッパーブーツの形が好きで、社会人として働きだしてからふと立ち寄ったトレーディングポストで見かけたカルミナのジョッパーブーツがとてもお気に入りでした。ただ、そのブーツはボルドーのカラーだったので、仕事で履く際は少し注意が必要でした(職場はそこそこ服装自由なので、問題はない・・・というかそこまで見ている人はなかなかいないのでしょうが・・・)
っということで黒のジョッパーブーツは当時ずっとほしかったものであり、中でもジョンロブのジョッパーは一度は履いてみたいと思っている一品でしたが、庶民がすぐに手を出せるものでもなく、ネットでエイジングの画像を眺めてはため息を漏らす日々でした。
そんな中で2016年ごろだったか名古屋高島屋のセールにふと足を運んだ際に、まさかのあこがれのジョッパー2が・・・
最初は目を疑いましたし、「そもそもサイズないだろうな~」とダメもとで店員さんに声をかけサイズを確認してもらうと、何とか履けるUK6のサイズが・・・
かつ当時「革靴はタイトフィットを履きこんで自分の足に合わせる」と購入時はタイトと感じるものを選ぶことにしていました。当時はリーガルでは23.5cm、チャーチの173ラストだとUK5を履いていましたので、ジョンロブ7000番ラストの6は幾分大きいのではないかと思いながら、ただ、この機を逃すと手に入れられないだろう・・・靴売り場で眉間に皺を寄せながら20分ぐらいはたたずんでいたかと思います。
最終的には清水ダイブでクレジットカードを店員さんにお渡し、初めてのジョンロブを手に入れることができたのでした。
今考えても高額な買い物でしたが、これまでのことを振り返ると買ってよかったのかと思います。
2016年に結婚、2017年に結婚式を催しましたが、このジョンロブのジョッパーを履いて結婚式を迎えました(ストレートチップなど、フォーマルな靴でないとはけしからん!という方もいらっしゃいますがそこはご勘弁を)。少しいいレストランに行く際や仕事でも気合を入れる際にはこのブーツを履いていましたので、靴を見るとその時の思い出がよみがえります。
靴自体もやはり革の質がきめ細かいので靴磨きをしていてもとても楽しいものです。
なお、購入当時少し気になっていたサイズ感については、今ではこのサイズで良かったと感じています。当時はタイトフィットにこだわりすぎており、もしサイズを下げていたら足長が足りなかったと思います。靴のフィット感については別途考えを整理してみます。
せっかく購入した靴もいくつかは履く機会がなく手放してしまいましたが、この靴はずっと大切にしていきながら、思い出を積み重ねられたらと思います。
高品質で、自分の体になじみ、そして、その一品と一緒に時間を過ごし、思い出を積み重ねたもの、それを見るだけで思い出がよみがえるものが”愛用の一品”として大切にできるのではないかと思うのです。